yoreichiのとりとめのないブログ

文章にすると自分の思ってることが整理されるので、書くことにしました。

2022年9月11日 まほやく更新の話

まほやくの更新分を読んだので、感想を書こうと思います

毎月満月の日に更新してくれるなんて、粋なアプリ

(毎月だっけ、隔月だっけ…)


毎度毎度、つらい展開というか、つらいっていうかどんどん爆弾仕掛けていきますね…?みたいな、この先を読むのが怖い、っていうお話をありがとうございます


先が不安になるストーリーだから、苦手な人は苦手って思う人もいるんだろうなぁ〜って思うけど
私はこの物語を楽しんで読めるから良かったと思う


今回のストーリーの私が好きだったところは

・賢者がサクリフィキウムのことを早速「サクなんとかちゃん」と呼んでいて、うん、覚えられんよね、ってなったこと

・サクリフィキウムに愛着を持たないように賢者が名前をつけなかったり、気持ちを向け過ぎないようにしているところで、
「今の私の心は、しんしんと雨が振り続ける中で、ぱたんと閉じてしまった扉に似てる。」
って表現が、好きすぎて、都志見先生の言葉の紡ぎ方が刺さりすぎてなんなんもう好き、ってなりました

自分の話だけど、仕事してるとさ、忙しくて心を閉ざすのに慣れすぎて、自分の本当の柔らかい感覚とか忘れちゃうというか、そういう、心を無意識に閉ざしてしまう感覚に、この言葉がすごくしっくりきて、

私の気持ちに名前をつけてもらったという感覚になったのかも


賢者が、この世界で魔法使いが少しでも生きやすくなるように頑張っているのも、
どこか無理をして、自分の気持ちを殺して、頑張って仕事をしてきた自分に重なるというか、賢者はアプリをやってる現実の私たちみたいに普通の子なんだよな〜って、普通の子がすごく気を張って頑張ってるんだよな、って思うから、
賢者がほっと息をついて、誰かに寄り添ってもらっているシーンは、すごく私もほっとする気持ちになるんだろうなって。

まほやくのストーリーがぐっと刺さるのは、
自分の生きづらさとか、自分の気持ちを殺してる部分とか、を自然と重ねてるからかもしれないし、
賢者がふと魔法使いたちに救われるシーンでは、自分も救ってもらっているような、優しさを感じるから、だからまほやくのストーリーは泣きたくなるような、悲しくなるような、やさしい気持ちになるような、そんな気持ちにしてくれるからなのかなぁ



・サクリフィキウムに名前をつけない賢者に、ムルが「俺たちも同じだよ、晶」と言ったこと

このシーン、息を飲んでしまった
そして涙が出てきた

賢者と、ムルたちは人間と魔法使いという生きる時間が違う存在なんだってことを気付かされたというか…あ〜言葉にできない!諦めよう笑


そんなとこかな。
あとはもうアーサーが、とかオーエンとカインが、とかもう。

心揺さぶられる物語が好きです。